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シンポジウム・各種イベント

学術情報メディアセンターセミナー(森義昭先生最終講義)のご案内

京都大学学術情報メディアセンターでは,月に一度,各分野でご活躍の講師をお招きし,それぞれの研究開発活動の内容や現在抱えている課題についてご紹介いただき,参加者を含めてざっくばらんな議論を行う機会として,月例セミナーを開催しております.

3月の学術情報メディアセンターセミナーは3月末日をもって定年退職される森義昭先生の最終講義をかねております。また、セミナー後の懇親会は退職記念会を兼ねております。

みなさまぜひご出席くださいますようお願い申し上げます。

開催要項
日時 2006年3月27日(火曜日)  16時00分〜18時30分
場所 京都大学百周年時計台記念館2階  国際交流ホールI(エレベーター有)
18時35分から懇親会:京都大学百周年時計台記念館 国際交流ホールII
参加費用 無料(懇親会のみ 教職員3,500円,学生1,500円)
参加申込み 不要

ただし懇親会参加希望の方は,人数等の把握のため事前に御氏名と御所属を明記の上,下記問い合わせ先までご連絡ください.
問い合わせ 京都大学 学術情報メディアセンター(担当:中村 素典,岩下 武史,小幡 佳奈子)
TEL 075-753-9063 FAX 075-753-7478
Email  m-seminar*ccm.media.kyoto-u.ac.jp (* にはアットマークが入ります)
主催 京都大学 学術情報メディアセンター
プログラム
16時00分〜16時05分
開会の挨拶と講演者紹介

16時05分〜16時45分
タイトル: 化学構造式を含む化学文書のインターネット配信
講演者: 藤田 眞作 氏 (京都工芸繊維大学大学院工芸科学研究科 物質工学部門 教授)
概要:
化学文書の構成要素として,地の文 (テキスト),図, 表,写真などの通常の文書と共通のもののほか,化学構造式および数式がある.印刷を主とした従来の配布形態では,化学構造式や数式は図 (画像) として取り扱うことが多かった.この10年間にインターネット配信が普及するようになって,数式については,MathMLというマークアップ言語により記述する方法が提案されている.ところが,化学構造式については,画像として配信することが主流であり,テキスト検索主体の検索エンジンでは,検索不能であった.結合表というデータベースに特化したポロジカルな表現を無理やりマークアップ言語とする試みがある.しかしながら,この方法ではテキスト検索はできないので,マークアップ言語といいながら外見だけ似せたものになっている.演者らは,XyMML (キュムマークアップ言語)を提案して,印刷にもインターネット配信にもつかえる構造式表現法として拡充を図っている.さらに,XyMMLと等価な線形記法(linear notation)として,XyM記法 (XyM notation)を提案し,これをもとに印刷用の実装形態であるXyMTeX(キュムテック)およびインターネット配信用の実装形態であるXyMJava (キュムジャバ)を開発している.本講演では,全体構成を概観したあとで,公開しているXyMTeX(PostScript対応) について述べる.

16時55分〜17時35分
タイトル: 地球上どこでも5万分の1地形図
講演者: 鳥井 清司 氏 (京都大学大学院農学研究科 助教授)
概要:
地球規模で海や森林,湿地や河川などの生態系の変化が議論されるようになってきた.Landsat 衛星画像や高分解能の地球のデジタル地形標高データベース(SRTM)が,インターネット上で無料で公開され,研究者が自由に活用することが可能になった.パソコンベースの処理ソフトも高機能化し,処理環境も整ってきている.これまで国家機密的な扱いであった地形情報も簡単に入手でき,加工可能である.地球上の任意の地域で詳細な地形図が作成出来るということは,今までの常識では考えられなかったことである.また,これら精密な三次元空間情報が,農業や地域環境へ適用されれば,今まで不可能と思われていたことが,可能になる.その展望についても考えてみたい.

17時45分〜18時25分
タイトル: 北部キャンパス,そして本部キャンパス−京都大学での39年−
講演者: 森 義昭 氏 (京都大学学術情報メディアセンター 助教授)
概要:
北部キャンパスでの林業経済学,生態経済学,農林社会システムに関する研究,そして本部キャンパスへ移っての遠隔生態観測システムに関する研究を振り返りお話しいただく.