イベント情報

学術情報メディアセンター > イベント情報 > 学術情報メディアセンターセミナー 「都市センシング情報の理解と応用」

学術情報メディアセンターセミナー 「都市センシング情報の理解と応用」

Post date:2015/07/08

京都大学学術情報メディアセンターでは,月に一度,各分野でご活躍の講師をお招きし,それぞれの研究開発活動の内容や現在抱えている課題についてご紹介いただき,参加者を含めて広く議論を行う機会として,月例セミナーを開催しております.

7月21日の学術情報メディアセンターセミナーでは,産業技術総合研究所の車谷浩一氏と京都大学学術情報メディアセンターの笠原秀一氏をお招きし,ご講演いただきます.学内外を問わず多数の方の参加をお待ちしております.

日時 2015/07/21(火)16時30分〜18時00分
会場

京都大学 学術情報メディアセンター南館 2階 202マルチメディア講義室

定員
参加費用
参加申込み
主催
お問い合わせ

京都大学 学術情報メディアセンター 飯山 将晃
075-753-9062
iiyama@media.kyoto-u.ac.jp

プログラム

16時30分~17時20分
講演者: 車谷浩一 (産業技術総合研究所 人間情報研究部門 副研究部門長)
講演題目:都市のリアルタイムセンシングと情報共有による近未来予測と協調ナビゲーション - 都市知能の一例として
講演概要: 本講演では,都市全体を知的に見守る都市知能の一例として,都市のリアルタイムセンシング情報と情報共有により,都市空間の状態を理解し,市民・旅行者の利便性向上と都市全体の効率化に資する情報サービス群の構想について述べる.1) 都市空間に設置されたカメラ・マイク等のセンサやモバイルデバイスから収集される都市空間データを理解し,都市で今何が起きているのかを可視化するサービスに始まり,2) 多数のユーザ(市民・旅行者)の間で行動予定情報を共有することによる,近未来予測情報の生成,ならびに 3) 近未来予測情報を用いて各ユーザが自発的に行動を起こすことにより,各ユーザの利便性を落とすことなく,同時に都市全体としての移動効率の向上を図る,協調ナビゲーションの構想とそのシミュレーション解析について述べる.また,これらのサービス実現のための重要な要素技術である,モバイルユーザの動作推定等のアルゴリズムについても触れる.


17時30分~18時00分
講演者: 笠原秀一 (京都大学 学術情報メディアセンター 教務補佐員)
講演題目:GPS移動軌跡と環境制約を用いた旅行者の移動手段推定
講演概要:観光地の企業や自治体にとって,旅行者がどのような手段で移動しているのかを知ることは,政策立案上重要である.移動手段は緯度経度の時系列で表されるGPS移動軌跡から移動手段を推定する事で得られる.本講演では,京都のような多数の観光スポットを有する大規模観光地内を徒歩・公共交通機関で移動する旅行者を想定し,地理空間における制約条件である環境制約を用いてGPS移動軌跡から移動手段を推定する手法を紹介する.

備考

お身体の不自由な方は,エレベーターをご利用いただけますので事務室にお申し付けください.

|
ページトップへ
Copyright © Academic Center for Computing and Media Studies, Kyoto University, All Rights Reserved.