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学術情報メディアセンターセミナー「電子ラボノート(ELN)導入の最前線:eLabFTWの活用と実践」

Post date:2026/04/21

京都大学学術情報メディアセンターでは、各分野でご活躍の講師を招き、それぞれの研究開発活動の内容や
現在抱えている課題についてご紹介いただき、参加者を含めて広く議論を行う機会として、
月例セミナーを開催しています。

5月28日の学術情報メディアセンターセミナーでは、奈良先端科学技術大学院大学の松田泰斗氏、赤瀬善太郎氏を
お招きし、ご講演いただきます。学内外を問わず多数の方のご参加をお待ちしています。

日時 2026/05/28(木) 16時30分~18時00分
会場

ハイブリッド開催(会場およびオンライン)
 【会場】学術情報メディアセンター南館 2階 201マルチメディア講義室
(授乳室を設置しています。ご利用の場合は事務室(電話番号075-753-7400)に
お申し付けください。)
     本部構内マップ[93番]
 【オンライン】 Zoom を使用します。

定員
参加費用 無料
参加申込み 以下のフォームから事前にお申し込みください。【申込期限:5月26日(火) 16時まで】
https://kyoto-u-edu.zoom.us/meeting/register/02IiTpRqSV6C6yDbQIBo3w
主催

京都大学 学術情報メディアセンター

お問い合わせ

京都大学 学術情報メディアセンター 小野 英理
TEL : 075-753-2169
ono.eiri.2v * kyoto-u.ac.jp (*を@に変えてください)

プログラム

◆16時30分~16時40分 【会場にて講演】
【講演1】
講演者: 渥美 紀寿 (京都大学情報環境機構・教授)
講演題目: オープンサイエンスを支える研究記録のデジタル化
講演概要: オープンサイエンスの推進に伴い、研究成果だけでなく、その過程を支える研究記録や研究データの管理も重要性を増している。本講演では、研究記録のデジタル化を支える手段として
電子実験ノートに着目し、その意義と導入のポイントを紹介する。

◆16時40分~17時05分 【オンライン講演】
【講演2】
講演者: 赤瀬 善太郎 (奈良先端科学技術大学院大学・特任准教授)
講演題目: 電子ラボノート(ELN)のAPIを用いた計測データ自動カタログ化の実践
講演概要: 電子ラボノート(ELN)の活用事例として、本講演では奈良先端科学技術大学院大学
データ駆動型サイエンス創造センター(NAIST DSC)における、ELNと外部システム(計測機器等)を連携するAPI(ELN API)を用いた計測データ自動カタログ化インフラの構築について紹介する。近年、計測機器および解析手法の高度化に伴い、取得データは爆発的に増大するとともに
構造も複雑化している。その結果、手作業による記録・整理の負担が増大し、データが十分に活用されないまま蓄積される「死蔵化」が課題となっている。この課題に対し、DSCではELN APIを
介して計測機器とELNを連携させ(走査電子顕微鏡、透過電子顕微鏡、共焦点レーザー蛍光顕微鏡等に対応)、Pythonによるメタデータの自動抽出およびリアルタイムでの差分追記を行うインフラを
構築した。その結果、計測セッションに対応するラボノート記事が自動生成され、サムネイル画像および計測条件などのメタデータが一覧可能な形で整理・蓄積される。本システムは現在、
学内展開に向けた準備を進めるとともに、研究室単位での運用を先行して実施している。
これにより、データ整理作業の効率化とチーム内での迅速な情報共有が可能となっている。
本講演では、設計上の工夫および運用上のポイントに焦点を当てて述べる。

◆17時05分~17時30分 【オンライン講演】
【講演3】
講演者: 松田 泰斗 (奈良先端科学技術大学院大学・准教授)
講演題目: 生命科学研究データの自動記録・統合を実現する電子ラボノート活用
講演概要: 本講演では、生命医学研究室における電子ラボノート活用の実践例として、qPCR、single-cell RNA-seq、免疫染色データの自動記録・統合手法を報告する。解析サーバー、API、Python/R、GUIを組み合わせることで、数値データ、画像データ、メタデータを一元的に管理し、研究記録の効率化と再現性向上を図る。本取り組みを通じて、研究データ管理基盤の将来像について考えたい。

◆17時30分~17時40分 【会場にて講演】
【講演4】
講演者: 竹邊 日和 (京都大学情報環境機構・助教)
講演題目: 京都大学における電子ラボノート活用状況
講演概要: 京都大学で試験的に導入している電子ラボノート「eLabFTW」について、学内での利用チーム数の推移に加え、学生実験・講義での具体的な活用事例を共有する。特に、紙のノートからの移行ハードルが高いとされる有機化学系分野において、学生実験での導入を通じた「紙から電子へ」の移行に向けた実践的な取り組みと、今後の展望を紹介し、ELN導入のヒントを提供する。

◆17時40分~17時50分 【会場にて講演】
質疑応答・クロージング

備考
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