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学術情報メディアセンターセミナー 「データと思考の言語化」

Post date:2018/04/11

京都大学学術情報メディアセンターでは、各分野でご活躍の講師をお招きし、それぞれの研究開発活動の内容や現在抱えている課題についてご紹介いただき、参加者を含めて広く議論を行う機会として、月例セミナーを開催しています。
5月30日の学術情報メディアセンターセミナーでは、産業技術総合研究所人工知能研究センター /  東京工業大学の高村大也氏および京都大学学術情報メディアセンターの亀甲博貴氏に講演いただきます。学内外を問わず多数の方のご参加をお待ちしています。

日時 2018/05/30(水)16時30分〜18時00分
会場 京都大学 学術情報メディアセンター南館 2階 202マルチメディア講義室
http://www.kyoto-u.ac.jp/ja/access/campus/yoshida/map6r_ys.html#03
(上記URLのマップ中、93番の建物です)
定員
参加費用 無料
参加申込み 不要
主催 京都大学 学術情報メディアセンター
お問い合わせ 京都大学 学術情報メディアセンター  森 信介
電話番号:075-753-7486
メール:forest * media.kyoto-u.ac.jp (*を@に変えてください)
プログラム ◆16時30分~17時15分
講演者: 高村 大也 (産業技術総合研究所人工知能研究センター 研究チーム長 / 東京工業大学 教授)
講演題目: 「データを説明するテキストの生成」
講演概要: センサの普及やストレージの拡充により、金融データ、生理指標データ、人間の行動データなどを含む様々なデータが、数値データ、カテゴリカルデータ、テキストデータなど様々な形式で大量に蓄積されている。しかし、こういったデータが何を意味しているかを知るためには、人間が解釈する必要がある。さらにデータの解釈を他の人間に伝えるためには言語表現(テキスト)という形で説明する必要がある。これをコンピュータにより自動的に行うことができるようにすることで、蓄積されたデータが有効利用できるようになる。本発表ではこのための技術を概観し、いくつかの研究例を紹介する。

◆17時15分~18時00分
講演者: 亀甲 博貴 (京都大学学術情報メディアセンター 助教)
講演題目: 「人間とコンピュータの思考の対応付けに基づく将棋解説文生成」
講演概要: 非言語情報を自然言語に変換する研究は数多く行われているが、本講演ではそのうちの一つである将棋解説文の自動生成の取り組みを紹介する。将棋解説文の特徴として、ゲーム木と呼ばれる状態の遷移を表現するグラフに基づいていることが挙げられる。ゲーム木と人間のエキスパートによる解説文との対応付け手法と、それに基づく解説文生成手法について述べる。
備考 お身体の不自由な方はエレベーターをご利用いただけますので、事務室にお申し付けください。
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