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第2回京都大学研究データマネジメントワークショップ
Post date:2019/02/21
京都大学は,我が国におけるトップレベルの大規模総合研究大学として,多様で多彩な研究分野の研究者を抱えており,研究活動を通じてイノベーションを起こすポテンシャルの高い知的財産としてのデータ(アカデミックデータ)が日々生み出されています.しかしながら,これらのアカデミックデータは,各研究者や既存の研究分野内での利用に留まっており,アカデミックデータの分野内での再活用や分野間での融合によるイノベーション創出方策は明らかになっていません.一方,研究公正 やオープンサイエンスで求められる研究データの長期保管や公開・共有は,国際的な研究拠点である本学として早急に対応すべき課題でもあります.
本ワークショップでは,研究データマネジメントに係る学内外における状況などについての報告、話題提供から、多様な研究分野を包括可能な研究データマネジメントに関する方針や手法について、状況や課題、あるべき姿について、会場の参加者とともに議論します。
*京都大学アカデミックデータ・イノベーションユニット(葛ユニット)は,京都大学における研究データの状況について調査研究を行い、多様な研究分野に適用可能な研究データマネジメントに関する標準的な手法を整備し,研究データマネジメントを通じて学際融合の可能性に満ちた土壌を京都大学に育むことを目指し組織したユニットです.
対象者:京都大学所属の研究者、教職員,その他学外研究教育機関に所属する研究者,研究データマネジメントに関する取り組みに関心を持つ、あるいは学術研究支援を業務としている研究教育機関に所属する教職員等
日時 | 2019/02/28(10時20分~17時00分) |
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会場 | 京都大学理学研究科セミナーハウス (下記URLの10番) http://www.kyoto-u.ac.jp/ja/access/campus/yoshida/map6r_n.html |
定員 | |
参加費用 | 無料 |
参加申込み | 必要 |
主催 | 主催:京都大学アカデミックデータ・イノベーションユニット(葛ユニット) http://www.cpier.kyoto-u.ac.jp/about/acd/ 共催:京都大学理学研究科付属地磁気世界資料解析センター |
お問い合わせ | 参加申込み方法、締め切り:会場・資料準備の関係上、参加希望の方はメールでお申し込みください。 <必要事項>Subject を「京都大学 RDM WS 参加申込み」として,メール本文に「氏名、所属、懇親会参加(参加・不参加)」を記載し送付. <締め切り>2月24日(日曜) <メール宛先>kajita@media.kyoto-u.ac.jp(担当:学術情報メディアセンター 梶田)※締め切りを過ぎた場合でも事前にお問い合わせください。 |
プログラム | ■プログラム 09:30 - 開場・受付開始 10:20 - 10:30 ユニット長挨拶 10:30 - 12:00 報告「京都大学におけるデータマネジネントの現状」 司会:元木 環(京都大学学術情報メディアセンター・助教) 報告者:川口 朋子(京都大学アカデミックデータ・イノベーションユニット・研究員、家森 俊彦(京都大学名誉教授/アカデミックデータ・イノベーションユニット・研究員)、青木 学聡 (京都大学学術情報メディアセンター・准教授) - アンケート調査・ヒアリング調査経過報告 - 京大データマップ初版・アンケート第2段計画等紹介 - データマネージメントに関するルーブリック紹介 12:00 - 13:30 ランチ 13:30 - 14:10招待講演「研究データマネジメントの現状と課題」 村山 泰啓 氏(国立研究開発法人情報通信研究機構・研究統括) 14:10 - 16:50 パネルディスカッション「京都大学における研究データマネジメントのあり方」 14:10 - 15:00 <前半>招待講演に対する質疑応答国立情報学研究所、情報環境機構、図書館機構での現状について話題提供(各15分程度) 15:00 - 15:30 休憩 15:30 - 16:50 <後半>ディスカッション 司会:梶田 将司(京都大学学術情報メディアセンター・教授) パネリスト:青木 学聡ほかアンケート調査回答者およびアカデミックデータ・イノベーションユニットメンバー(調整中) 16:50 - 17:00 まとめ (終了後,懇親会を予定) |
備考 |
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