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学術情報メディアセンターセミナー 「都市を支える情報学」

Post date:2019/07/16

京都大学学術情報メディアセンターでは、各分野でご活躍の講師をお招きし、それぞれの研究開発活動の内容や現在抱えている課題についてご紹介いただき、参加者を含めて広く議論を行う機会として、月例セミナーを開催しています。

9月27日の学術情報メディアセンターセミナーでは、大阪大学情報科学研究科の佐々木勇和氏および富山大学都市デザイン学部の井ノ口宗成氏にご講演いただきます。学内外を問わず多数の方のご参加をお待ちしています。

日時 2019/09/27(金)16時30分〜18時00分
会場

京都大学 学術情報メディアセンター南館 2階 202マルチメディア講義室
http://www.kyoto-u.ac.jp/ja/access/campus/yoshida/map6r_ys.html
(上記URLのマップ中、93番の建物です)
※お身体の不自由な方はエレベーターをご利用いただけますので、事務室にお申し付けください。

定員
参加費用 無料
参加申込み 不要
主催

京都大学 学術情報メディアセンター

お問い合わせ

京都大学 学術情報メディアセンター  森 信介
電話番号:075-753-7486
メール:forest * media.kyoto-u.ac.jp (*を@に変えてください)

プログラム

◆16時30分~17時15分
講演者: 佐々木 勇和 (大阪大学 情報科学研究科 助教)
講演題目:「都市データをいかにして活用するか」
講演概要: IoT の普及により、都市から得られるデータが増加している。例えば、気温などの環境データや、自動車の位置や交通量などの移動データ、レストランなどの Point-of-Interest (PoI) データなど多種多様なデータが収集され、オープンデータも多い。本講演では、講演者がこれまでに取り組んできた都市データを活用したデータマイニングやデータベース技術について紹介する。特に、環境データを用いたパターンマッチング、移動データを用いた道路ネットワークの補間技術、および PoI データを用いた経路探索技術について具体的に述べる。 また、今後の展望であるIoTデータのための検索・分析システムについて話す。

◆17時15分~18時00分
講演者: 井ノ口 宗成 (富山大学 都市デザイン学部 都市・交通デザイン学科 准教授)
講演題目:「都市災害対策における情報科学の現状と期待」
講演概要: わが国は戦後の急速な都市化に伴い、情報技術の進展と普及も飛躍的に進んだ。一方で、災害大国でありながらも、情報工学を含め、情報科学の最先端が防災に活用されている事例は少ない。防災・減災は、研究・技術開発・実装のタイムギャップが大きく表れている分野でもある。本講演では、その背景や実態を紹介するとともに、過去災害の事例をまじえながら、都市災害への対策に役立つ「人と情報科学の新しい融合」として、話者が関わる CyborgCrowd という新しい取り組みについて紹介する。

備考
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