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学術情報メディアセンターセミナー「データマネジメントプラン(DMP)の現状とこれから:社会を扱う研究現場からの報告」

Post date:2024/12/10

京都大学学術情報メディアセンターでは、各分野でご活躍の講師を招き、それぞれの研究開発活動の内容や現在抱えている課題についてご紹介いただき、参加者を含めて広く議論を行う機会として、月例セミナーを開催しています。

1月24日の学術情報メディアセンターセミナーでは、東京大学社会科学研究所の石田賢示氏と、科学技術振興機構 社会技術研究開発センター(RISTEX)の藤井麻央氏に講演いただきます。学内外を問わず多数の方のご参加をお待ちしています。

日時 2025/01/24(金)15時00分〜17時00分
会場

ハイブリッド開催(会場およびオンライン)
 【会場】京都大学 学術情報メディアセンター南館 2階 201マルチメディア講義室
     吉田南構内マップ[93番]
 【オンライン】Zoomを使用します。

定員 会場(現地参加)は先着50名
参加費用 無料
参加申込み 以下のフォームから事前にお申し込みください。【申込期限:1月22日(水)16時】
https://forms.gle/FuufkVjuhX3RxV7TA
主催

京都大学 学術情報メディアセンター

お問い合わせ

京都大学 学術情報メディアセンター 小野 英理
TEL:075-753-2196
メール:ono.eiri.2v * kyoto-u.ac.jp (*を@に変えてください)

プログラム

※いずれも会場にて講演いたします。

◆15時00分~15時10分 趣旨説明等

◆15時10分~15時55分
講演者:石田 賢示(東京大学社会科学研究所 准教授)
講演題目:社会科学における研究データ管理とデータ管理計画:社会調査データの事例
講演概要:いわゆるSTEM分野と同様、日本の社会科学分野においても、研究データ管理(RDM)やデータ管理計画(DMP)への関心が、主に研究実務の面から高まっている。社会科学のなかでも統計的調査による研究では、データライフサイクルの大部分がルーティンとして実施されているが、データ公開については依然として課題が残る。また、定性的調査研究では、標準的なRDM、データ公開を前提とするDMPの視点自体が論争的であり得てしまい、特定の立場を一様に当てはめることは不毛な対立を生むリスクにもなりかねない。本報告では、社会調査の実務家、および研究データの寄託者としての視点から、社会調査データを事例にRDMの実際と課題、および日本の社会科学におけるDMPとの向き合い方について話題提供をおこなう。

◆15時55分~16時40分
講演者:藤井 麻央(科学技術振興機構・社会技術研究開発センター(RISTEX) 特任フェロー)
講演題目:学際共創研究におけるデータマネジメント:社会技術研究開発センターの試行から
講演概要:科学技術振興機構・社会技術研究開発センターは、研究者と現場のステークホルダーが連携して社会の問題の解決に資する研究開発を長年推進している。このような研究開発は学際共創(Transdisciplinary)研究や総合知等と呼ばれるが、研究開発プロジェクトにおいては、個人情報やパーソナルデータを多く扱い、かつ、それらのデータを活用した社会実装を視野に入れて研究活動を行っている。センターでは、このような特徴をもつ研究活動に関わるデータマネジメントが必要であるという問題意識のもと、課題の検討を始めている。本講演では、DMP様式の見直しや、プロジェクトマネジメントにおける利活用に向けた試行状況を中心に、センターにおける取り組みを紹介することで、データマネジメントの現状と課題を考える機会としたい。

◆16時40分~16時55分 全体質疑

◆16時55分~17時00分 クロージング

備考

※授乳室を設置しています。ご利用の場合は事務室(電話番号075-753-7400)にお申し付けください。

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