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学術情報メディアセンターセミナー「教育データの利活用による教育変革:これまでの実践知を踏まえた今後の展望」(オンライン開催)

Post date:2020/11/24

京都大学学術情報メディアセンターでは、各分野でご活躍の講師を招き、それぞれの研究開発活動の内容や現在抱えている課題についてご紹介いただき、参加者を含めて広く議論を行う機会として、月例セミナーを開催しています。

1月19日の本セミナーでは、以下の方々による講演とパネル討論を行います。学内外を問わず多数の方のご参加をお待ちしています。

日時 2021/01/19(火)16時30分〜18時30分
会場

オンライン開催

定員
参加費用 無料
参加申込み 以下のフォームからお申し込みください。申し込み期限は【1月18日(月)】です。
https://forms.gle/nDjS8HxiiTACGmT4A
主催

京都大学 学術情報メディアセンター

お問い合わせ

京都大学 学術情報メディアセンター 緒方 広明
TEL:075-753-9052
メール:ogata.hiroaki.3e * kyoto-u.ac.jp (*を@に変えてください)

プログラム

◆16時30分~16時35分
趣旨説明:緒方 広明(京都大学学術情報メディアセンター 教授)

◆16時35分~16時50分
講演者:宮部 剛(京都市立西京高等学校附属中学校 主幹教諭)
講演題目:BookRoll による学習データ利活用の授業実践と家庭学習とのつながり
講演概要:コロナによる臨時休校で行ったオンデマンド型のオンライン授業から、休校明けの対面授業での活用事例を紹介する。また、家庭学習でのタブレット活用状況と授業とのつながりについて紹介する。

◆16時50分~17時05分
講演者:久富 望(京都大学大学院教育学研究科 助教)
講演題目:初等中等教育における学習ビッグデータの未来と現状
講演概要:初等中等教育の教員が日常的に接する授業づくりの一例を実践知として示し、学習ビッグデータが集まった場合にどのようにバージョンアップされ、どのような社会的影響があるかを取り上げる。そのうえで、初等中等教育の情報環境・デジタル教科書・学習ログデータの利活用の現状との比較について検討する。

◆17時05分~17時20分
講演者:山田 政寛(九州大学基幹教育院 准教授)
講演題目:ラーニングアナリティクスは自律的学習者育成に向けて何ができるか?
講演概要:本講演では自律的な学習者の育成を支援することを目的とした学習ダッシュボード "Metaboard" の1機能であるリーディングパスの形成的評価について報告する。具体的に受講者全体と個人の学習の様の差について表現し、自律的学習の促進を狙った機能であるが、その成果と課題などについて報告し、自律的学習者育成に向けて、検討すべきことについて議論する。

◆17時20分~17時35分
講演者:上田 浩(法政大学情報メディア教育研究センター 教授)
講演題目:教育・学習データの利活用ポリシー策定について
講演概要:Data-driven な教育支援を実現するために、教育・学習データの利活用ポリシーを策定することは有用である。本講演では、策定に至るまでの過程で得られた実践知を共有し、より良い教育・学習データの利活用について議論する。

◆17時35分~17時50分
講演者:Flanagan Brendan(京都大学学術情報メディアセンター 特定講師)
講演題目:教育ビッグデータと AI 技術による教育支援
講演概要:近年、学校教育現場では、AI が解析して推薦した内容に学習者が納得できなければ、主体的な意欲を引き出せないという課題がある。我々が構築する教育用説明生成AIエンジンEXAIT(Educational eXplainable AI Tools)では、単に問題が自動的に提示されるだけではなく、学習者がより納得して課題に取り組むために説明を生成する。本講演では、実証研究とシステムの構築について報告する。

◆17時50分~18時30分
パネル討論:これまでの実践知を踏まえた今後の展望
司会:緒方 広明
発表者全員

備考
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