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【臨時開催】 学術情報メディアセンターセミナー 「統計分析と非凸最適化」

Post date:2016/03/15

京都大学学術情報メディアセンターでは,月に一度,各分野でご活躍の講師をお招きし,それぞれの研究開発活動の内容や現在抱えている課題についてご紹介いただき,参加者を含めて広く議論を行う機会として,月例セミナーを開催しております.
4月4日の学術情報メディアセンターセミナーでは,関西大学 総合情報学部の仲川勇二教授をお招きし,ご講演いただきます.学内外を問わず多数の方のご参加をお待ちしております.

日時 2016/04/04(月)16時00分〜17時00分
会場

京都大学 学術情報メディアセンター北館 4階 404 大会議室

定員
参加費用 無料
参加申込み 不要
主催

京都大学 学術情報メディアセンター

お問い合わせ

京都大学 学術情報メディアセンター 小山田 耕二
電話番号:075-753-7444(内線:7444)
メール:koyamadaアットマークviz.media.kyoto-u.ac.jp

プログラム

講演者 : 仲川 勇二 (関西大学 総合情報学部 教授)


講演題目 : 「あなたの回帰分析結果は正しいですか? -非凸最適化研究の立場から-」


講演概要 : 回帰分析では,最小二乗法という最適化問題を解きます.この問題は凸計画問題といわれています.しかし,凸計画でない非凸の場合が存在します.満足な分析結果が得られないときは,この非凸問題が関係しています.たとえば,データに誤差や雑音が含まれている場合や,相関の高い複数の変数が含まれる多重共線性(マルチコ)の場合があります.特に,データの数より変数の数が多い場合は「次元の呪い」と呼ばれ,ゲノム科学等で大問題となっています.これらはすべて複数の解を検討する必要がある非凸計画問題になります.非凸最適化アプローチについて,回帰分析問題,金融工学問題,ゲノム科学「失われた遺伝率」問題を用いて説明します.

備考

懇親会 : 会場でご案内いたします

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