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学術情報メディアセンターセミナー 「IoT時代の認証とセキュリティ」

Post date:2015/04/17

京都大学学術情報メディアセンターでは,月に一度,各分野でご活躍の講師をお招きし,それぞれの研究開発活動の内容や現在抱えている課題についてご紹介いただき,参加者を含めて広く議論を行う機会として,月例セミナーを開催しております.
4月28日の学術情報メディアセンターセミナーでは,名古屋市立大学 システム自然科学研究科の渡邊 裕司氏,大阪大学 情報推進機構の江原 康生氏をお招きし,情報システムの基盤となる認証をキーワードに,最新の研究成果と実運用についてご講演いただきます.
学内外を問わず多数の方の参加をお待ちしております.

日時 2015/04/28(火)16時30分〜18時30分
会場

京都大学 学術情報メディアセンター南館 2階 202マルチメディア講義室

定員
参加費用
参加申込み
主催

京都大学 学術情報メディアセンター

お問い合わせ

京都大学 学術情報メディアセンター 上田 浩
075-753-9051
uep@media.kyoto-u.ac.jp

プログラム

16時30分~17時30分 講演者:渡邊 裕司(名古屋市立大学 システム自然科学研究科 准教授) 講演題目:モバイル端末における行動的特徴に基づく生体認証 講演概要:モバイル端末に含まれる重要な個人情報を守るために,暗証番号あるいは指紋など身体的特徴を用いた認証が行われる.しかし,使用開始時に一度だけ行われるため,開始後には正規ユーザだけでなく不正使用者も自由にアクセスできてしまう.そこで,個人の行動・操作の特徴や癖を用いた行動的特徴に基づく生体認証ならば,ユーザを煩わせることなく継続的に監視できる.本講演では,モバイル端末における行動的特徴に基づく生体認証について私たちの研究を紹介する.具体的には,スマートフォンに内蔵されたタッチセンサや加速度センサなどから,タッチ操作時や歩行時などでの各ユーザの行動・操作の特徴を抽出して認証する研究について述べる.


17時30分~18時30分 講演者: 江原 康生(大阪大学 情報推進機構/サイバーメディアセンター 講師) 講演題目: 総合大学における統合認証基盤システムの構築と課題 講演概要: 国内の大学における統合認証基盤システムの構築,運用の動きが進む中,大阪大学では2006年よりPKI認証技術を用いた全学IT認証基盤システムの運用・管理を開始した.さらに2010年には,学内システムに対するSSO認証及びデータ連携の推進を目指した第二期システムの構築及び移行を実施し,今年秋には第三期システムへの移行を予定している.しかし,大規模かつ複雑な組織構成を有する総合大学における統合認証基盤システムの構築,移行の際には, 独自かつ多種多様な問題や制約が発生するため,効率的な運用管理を困難にしている.今回は,総合大学における統合認証基盤システムの構築と課題について,これまでの認証基盤システムの運用管理における様々な経験等を含めた内容で講演を行う.

備考

お身体の不自由な方は,エレベーターをご利用いただけますので事務室にお申し付けください.

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