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学術情報メディアセンターセミナー「シングルセル生物学とデータ解析」(オンライン開催)

Post date:2021/06/08

京都大学学術情報メディアセンターでは、各分野でご活躍の講師を招き、それぞれの研究開発活動の内容や現在抱えている課題についてご紹介いただき、参加者を含めて広く議論を行う機会として、月例セミナーを開催しています。

8月25日の本セミナーでは、京都大学高等研究院ヒト生物学高等研究拠点(ASHBi)の中村友紀氏と井元佑介氏に講演いただきます。学内外を問わず多数の方のご参加をお待ちしています。

日時 2021/08/25(水)16時30分〜18時00分
会場

Zoomによるオンライン開催

定員
参加費用 無料
参加申込み 以下のフォームから事前に参加登録してください。
https://kyoto-u-edu.zoom.us/meeting/register/tZArd-GrrDstHNDJqwCSP2ll-a7Sq1_2xq-3
主催

京都大学 学術情報メディアセンター

お問い合わせ

京都大学 学術情報メディアセンター 夏川 浩明
TEL:075-753-7473
メール:natsukawa * viz.media.kyoto-u.ac.jp (*を@に変えてください)

プログラム

◆16時30分~17時15分
講演者:中村 友紀(京都大学高等研究院ヒト生物学高等研究拠点(ASHBi)/ 白眉センター 特定准教授)
講演題目:シングルセル生物学 ~生命現象理解におけるパラダイムシフト~
講演概要:我々ヒトは約60兆250種以上の細胞(cell)から成り、各々が約3兆塩基から成るゲノム情報を駆使することで形成/維持されている。近年シングルセルレベルかつ全ゲノムレベルでの解析を可能にする技術が急速に発展し、我々の生命現象理解が大きく加速した。本講演では、シングルセル技術がもたらしたパラダイムシフトと今後解決すべき課題を紹介したい。

◆17時15分~18時00分
講演者:井元 佑介(京都大学高等研究院ヒト生物学高等研究拠点(ASHBi) 特定助教 ・ さきがけ研究者)
講演題目:シングルセル生物学への数学的アプローチ
講演概要:近年登場したシングルセル遺伝子発現データは数千細胞・数万遺伝子の遺伝子発現情報が格納されており、そのデータ解析により生命現象を理解する研究が盛んに行われている。一方で、非生物由来のノイズやサンプリングに対する技術的な制約などにより、従来のデータ解析を用いても真の構造を獲得できないことがある。本講演では、数学的視点から見る従来のシングルセル遺伝子発現データ解析の課題と、数学解析に基づく新たなアプローチを紹介したい。

備考
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