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【臨時開催】学術情報メディアセンターセミナー 「Jupyter Notebook による教育研究支援環境の構築と利用」

Post date:2018/01/09

京都大学学術情報メディアセンターでは、各分野でご活躍の講師をお招きし、それぞれの研究開発活動の内容や現在抱えている課題についてご紹介いただき、参加者を含めて広く議論を行う機会として、月例セミナーを開催しています。
1月30日の学術情報メディアセンターセミナーでは、国立情報学研究所クラウド基盤研究開発センターの長久 勝氏をお招きし、ご講演いただきます。学内外を問わず多数の方の参加をお待ちしています。

日時 2018/01/30(火)16時30分〜18時00分
会場 京都大学 学術情報メディアセンター南館 2階 202マルチメディア講義室
http://www.kyoto-u.ac.jp/ja/access/campus/yoshida/map6r_ys.html#03
(上記URLのマップ中、93番の建物です)
定員
参加費用 無料
参加申込み 不要
主催 京都大学 学術情報メディアセンター
お問い合わせ 京都大学 学術情報メディアセンター  梶田 将司
電話番号:075-753-9015
メール:kajita * media.kyoto-u.ac.jp (*を@に変えてください)
プログラム <開催趣旨>
高等教育機関における情報環境は、クラウドコンピューティングやBYODの進展により、誰もが簡単に必要な計算機資源を必要なときに必要なだけ利用する「所有から利用へ」と変わり始めている。しかしながら、その利用環境を教育学習支援として構築・利用するためには、利用可能な計算機資源に合わせて自動的に利用環境を整える仕組みが必要である。その一つとして、現在、Jupyter Notebook が注目されている。
そこで本セミナーでは、国立情報学研究所(National Institute for Informatics)におけるクラウド利用環境に使われている事例を紹介していただく。また、本学でのJupyter Notebook の活用事例や構想についても簡単に紹介する。

<プログラム>
◆16時30分~16時50分
開催趣旨説明 : 梶田 将司 (情報環境機構 / 学術情報メディアセンター 教授)
学内活用事例 : 「ゲノム情報解析入門」(京都大学農学研究科 寺内良平 教授、太田敦士 技術職員)
(参考) https://github.com/CropEvol/lecture

◆16時50分~18時00分
講演者: 長久 勝 (国立情報学研究所クラウド基盤研究開発センター 特任研究員)
講演題目: 「はじめての Literate Computing for Reproducible Infrastructure」
講演概要: NIIクラウド運用チームが、所内研究クラウドの構築・運用で実践している手法「Literate Computing for Reproducible Infrastructure」について紹介する。本手法では、拡張した Jupyter Notebook をユーザインタフェースに用いて、Ansible など自動化技術のサポートも取り入れて、「簡単に繰り返し何度でも構築可能」を実現している。加えて、コード化された作業内容、設計情報・運用状態などの文章、以前の実行結果を、タスク単位の1つのNotebookで管理し証跡とすることで、自動化の恩恵を受けつつ、自動化に依存しない、レジリエントな運用を行える。本講演では、どのように実践が行われているかの解説と、簡単な始め方について紹介する。
備考 お身体の不自由な方はエレベーターをご利用いただけますので、事務室にお申し付けください。
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