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学術情報メディアセンターセミナー「研究機関における研究者情報データベース」

Post date:2022/06/21

京都大学学術情報メディアセンターでは、各分野でご活躍の講師を招き、それぞれの研究開発活動の内容や現在抱えている課題についてご紹介いただき、参加者を含めて広く議論を行う機会として、月例セミナーを開催しています。

7月27日の本セミナーでは、国立情報学研究所の新井紀子氏及び名古屋大学の青木学聡氏に講演いただきます。学内外を問わず多数の方のご参加をお待ちしています。

日時 2022/07/27(水)16時30分〜18時30分
会場

ハイブリッド開催(予定)(会場およびオンライン)
※新型コロナウイルスの感染状況により、オンライン開催のみに変更となる場合がありますので、
 ご了承ください。

【会場】
 京都大学 学術情報メディアセンター南館 2階 201マルチメディア講義室
 吉田南構内マップ[93番]

【オンライン】
 Zoomを使用します。

定員 会場参加は定員50名
参加費用 無料
参加申込み 以下のフォームから事前にお申し込みください。【申込期限:7月26日(火)】
https://kyoto-u-edu.zoom.us/meeting/register/tZErf-yrqzMjGtOfp1ZF6htM6pYXfloRfLSh
主催

京都大学 学術情報メディアセンター

お問い合わせ

京都大学 情報環境機構 渥美 紀寿
TEL:075-753-7408
メール:atsumi.noritoshi.5u * kyoto-u.ac.jp (*を@に変えてください)

プログラム

◆16時30分~17時10分 【会場にて講演】
講演者:渥美 紀寿(京都大学 情報環境機構 准教授)
講演題目:京都大学教育研究活動データベースの紹介
講演概要:京都大学における研究者情報データベースである教育研究活動データベースは2022年4月にリニューアルされ、researchmap との連携、検索機能、他システムとの連携に関する機能が強化された。本講演ではこれまでの教育研究活動データベースの変遷と現状のシステムについて紹介する。

◆17時10分~17時50分 【オンライン講演】
講演者:新井 紀子(国立情報学研究所 社会共有知研究センター センター長・教授)
講演題目:researchmap の現状と今後の展望
講演概要:2010年から本格的にサービス運用を始めた日本の研究者総覧兼研究者コミュニティ支援プラットフォーム researchmap は、2020年にAI機能を搭載した researchmap v.2 をリリース。33万人以上の研究者が利用し、4千万件以上の業績が登録されている。
本講演では、researchmap v.2 のコンセプトと主要機能を紹介した上で、「科学技術政策のための科学」を実行する上で、国がこのような研究プラットフォームを持つメリットと、その活用について議論する。

◆17時50分~18時30分 【会場にて講演】
講演者:青木 学聡(名古屋大学 情報戦略室 教授)
講演題目:機関研究情報システムの内外展開とこれからの課題
講演概要:研究活動の場を提供する学術機関は、研究情報の生成、流通、利用の中心でもある。この研究情報には、「直接的な研究対象となる試料・史資料や測定結果」、「成果物である論文やデータセット」、「アーカイブとして整理するための付加情報」、さらには「これらの情報と人物、組織との関係性」など、研究活動に付随するあらゆる対象が該当し、その性質、ライフサイクル、利用シーンは極めて多様である。また、研究者当人から見れば、これまでの活動を映し出す「ライフログ」の源泉でもあり、学術機関にとってはコンテンツ戦略の要でもある。本講演では、学術機関における研究情報のデジタル化と流通、そして研究DXを進めるための情報システムの現状と将来について検討する。

備考

※授乳室を設置しています。ご利用の場合は事務室(電話番号075-753-7400)にお申し付けください。

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