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学術情報メディアセンターセミナー「Web3時代の新しい研究スタイル」

Post date:2022/06/23

京都大学学術情報メディアセンターでは、各分野でご活躍の講師を招き、それぞれの研究開発活動の内容や現在抱えている課題についてご紹介いただき、参加者を含めて広く議論を行う機会として、月例セミナーを開催しています。

9月20日の本セミナーでは、アカデミスト株式会社の柴藤亮介氏及び株式会社アラヤの濱田太陽氏に講演いただきます。学内外を問わず多数の方のご参加をお待ちしています。

日時 2022/09/20(火)16時45分〜18時15分
会場

Zoomによるオンライン開催

定員
参加費用 無料
参加申込み 以下のフォームから事前にお申し込みください。【申込期限:9月16日(金)12時】
https://kyoto-u-edu.zoom.us/meeting/register/tZMuc-yrrT8jEtIFxsm_vNDvdFkfyarCF7jS
主催

京都大学 学術情報メディアセンター

お問い合わせ

京都大学 学術情報メディアセンター メディア情報分野 小野 英理
TEL:075-753-2196
メール:ono.eiri.2v * kyoto-u.ac.jp (*を@に変えてください)

プログラム

◆16時45分~17時30分
講演者:柴藤 亮介(アカデミスト株式会社 代表取締役CEO)
講演題目:Web3時代の学術系クラウドファンディング
講演概要:研究者が自身の研究活動をインターネット上で発信することでサポーターを募る「学術系クラウドファンディング」の誕生から10年が経ちました。クラウドファンディング自体は社会に浸透してきましたが、学術系クラウドファンディングはどのような状況なのでしょうか。本講演では、学術系クラウドファンディングの現状と課題を整理した後、最近注目を集めているweb3の観点から学術系クラウドファンディングを再考していきます。

◆17時30分~18時15分
講演者:濱田 太陽(株式会社アラヤ リサーチャー)
講演題目:分散型サイエンスの誕生と可能性
講演概要:インターネットを通じて研究者のみならず市民もサイエンスへ参加が可能になったり、サイエンスのプロセスや結果が透明化されたり、オープンサイエンスの基盤が進んでいます。しかし、オープンサイエンスに参加するインセンティブがなく、市民だけでなく研究者の参画が進まない部分も明らかになってきました。ブロックチェーン技術の発展により非代替性トークン(NFT)などのインセンティブの設計が可能になり、サイエンスのインセンティブの再設計を行う分散型サイエンスと呼ばれるムーブメントが生まれつつあります。分散型サイエンスでは、特定の研究機関等から自立した組織運営をトークンで行なったり、特許(IP)をNFTと紐づけて共同で保有したり、研究で得られるデータのライセンスアウトする取り組みも始まっています。本発表では、分散型サイエンスの背景と可能性について議論します。

備考
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