イベント情報

学術情報メディアセンター > イベント情報 > 学術情報メディアセンターセミナー「情報工学技術で切り拓く地域デザイン」

学術情報メディアセンターセミナー「情報工学技術で切り拓く地域デザイン」

Post date:2024/08/28

【お知らせ】(2024年9月17日更新)
 宇都宮大学の髙橋俊守先生は、オンライン講演に変更となりました。

京都大学学術情報メディアセンターでは、各分野でご活躍の講師を招き、それぞれの研究開発活動の内容や現在抱えている課題についてご紹介いただき、参加者を含めて広く議論を行う機会として、月例セミナーを開催しています。

10月15日の学術情報メディアセンターセミナーでは、宇都宮大学の髙橋俊守氏、高知工科大学の高木方隆氏、および京都大学の徳地直子氏に講演いただきます。人間社会と森・山・海といった自然との持続的な共生は重要な社会課題の1つです。本セミナーでは、自然の様々な側面と人間社会との関わり合いへの取り組みについて講演いただき、それらをより良くしていくために情報工学は何ができるのか・何が求められるのかについて考えたいと思います。学内外を問わず多数の方のご参加をお待ちしています。

日時 2024/10/15(火)15時30分〜18時00分
会場

ハイブリッド開催(会場およびオンライン)
 【会場】京都大学 学術情報メディアセンター北館 4階 大会議室
     本部・西部構内マップ[42番]
 【オンライン】Zoomを使用します。

定員 現地参加は定員40名
参加費用 無料
参加申込み こちらから申し込みください。
https://kyoto-u-edu.zoom.us/meeting/register/tJEkde-sqzMiH9wNx2Cesg_Lwlpp2irD9_JB
※ZoomURLが送られますが、現地参加の場合はご放念ください。
主催

京都大学 学術情報メディアセンター

お問い合わせ

京都大学 学術情報メディアセンター 近藤 一晃
TEL:075-753-7459
メール:kondo.kazuaki.8w * kyoto-u.ac.jp (*を@に変えてください)

プログラム

※活発な議論のため,会場への参加を是非ご検討ください。


◆15時30分~16時20分
講演者:髙橋 俊守(宇都宮大学地域デザイン科学部 教授)【オンライン講演】
講演題目:国立公園の課題解決のためのICTを用いた参加型モニタリングやインタープリテーションの導入
講演概要:国立公園のうち、手厚く管理されている地区は一部に限られており、それ以外の比較的規模の小さな生態系拠点は、地元自治体や自然保護団体、自然愛好家、ボランティア等の多様な主体に管理運営の取り組みが委ねられているのが実態である。本講演では、多様な主体による協働型管理運営を促進するためのICTを用いた参加型モニタリングや、国立公園の価値を伝えるためのインタープリテーション導入の可能性について展望する。


◆16時20分~17時10分
講演者:高木 方隆(高知工科大学システム工学群 教授)【現地会場にて講演】
講演題目:持続可能な暮らしを実現するための里山工学
講演概要:中山間地域では、耕作放棄地や放置林が拡大し、人口も激減しています。しかし、豊富な自然資源を活用し、持続可能な暮らしのポテンシャルは高い地域です。里山工学は、里山暮らしのための方法論を確立することと、実践における課題解決を目的に立ち上げました。里山研究フィールドを設置し、自然環境や歴史民俗に関する調査を行い、生態系の現況や変化を予測し、最適な土地利用による豊かな暮らしを確立すべく、市民研究者とともに活動しています。今回は、その進捗状況を紹介します。


◆17時10分~18時00分
講演者:徳地 直子(京都大学フィールド科学教育研究センター 教授)【現地会場にて講演】
講演題目:シチズンサイエンスによる研究の試み
講演概要:さまざまなセンサーや解析技術の発展により、これまでわからなかったことが明らかになっています。しかし例えば、適当なセンサーなどもなく現場でのデータ採取が欠かせない分野では、精度のよいデータを解析に足るだけ集めることにはまだまだ困難が伴います。そこで近年注目を集めているのが、市民に協力してもらうシチズンサイエンスと呼ばれる手法です。ここでは、シチズンサイエンスの事例を紹介し、情報学からのご助言などがいただければと思います。

備考
|
ページトップへ
Copyright © Academic Center for Computing and Media Studies, Kyoto University, All Rights Reserved.